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Tuesday, 01 March 2005

掃除機と泡立器と芝刈り機…

と言う三種の神器(え?)で、一体何をするのでしょう?答えを知りたいヒトは是非、「ベルヴィル・ランデヴー」を観てみよー!(←超無責任発言)

と言う事で「ベルヴィル・ランデヴー」(原題:“ Les Triplettes de Belleville”)を観て参りました。2003年度のアカデミー長編アニメーション映画賞&歌曲賞にノミネートされた事で注目された作品ですが、正直そーゆー「お題目」でも付かない限り、絶対に日本での公開はあり得なかったかと…。製作はフランス・ベルギー・カナダだし、キャラデザはなかなかシュールだし、台詞は殆ど無いし、ところどころミュージカル仕立ての演出だったりするし、今日本で売れている某ハヤヲちゃん作品や米国製つるつるCG作品とは違う、独特のレトロ感溢れるざら付いた質感のアニメだし、そーゆーのに馴染めないヒトは徹底的にダメかもしれません。

でもって、自分的には最初から最後迄笑いっぱなしの80分間 でしたー!物語は非常にシンプル、『スーザお婆ちゃんはベルヴィルへ、孫息子のシャンピオンを探しに行きました。駄犬時々名犬(迷犬?)ブルーノと一緒に…』、それだけの話です。でも、隅々迄小ネタ&小技が効いていて、めちゃくちゃ笑えるんですね、コレがっ!その笑いのネタも「クスッ」と言う軽いモノから、「ウハハハハ!」と腹を抱えて笑ってしまうモノ、そして「イヒヒヒヒヒヒヒ」ってな黒い笑いが出ちゃうモノ迄、実にヴァラエティーに富んでいます。

「ベルヴィル“Belleville”」とはフランス語で「美しい街」と言う意味なんですが、このネーミング自体皮肉タップリ(黒笑)。原題の「ベルヴィルの三つ子達」にあたる三人のお婆ちゃん達も最高に粋でシュールでブラック。大体スーザお婆ちゃんからしてかなり鬼畜だよなー。とりあえず愛犬をHトラックのタイヤ代わりにするってのはどうなのさ〜(←と言いつつ闇笑いが止まらなかった自分が一番鬼畜だってば)。他にもジャンゴ・ラインハルトやジョセフィン・ベィカー、フレッド・アステァのそっくりさん達(つーかはっきり言ってそのまんま)が登場するんですが、それぞれに笑えるオチがちゃんと付いてたり(特にアステァのオチはかなりキてます…)、ちょっとしたトコロにジャック・タチやド・ゴール大統領が居たり、シトロエン2CVのフロント部分が長くなってて次々とエライ目に合っちゃったり、某カンフー映画じゃ無いですが「ありえねーー!」と映画館の中心で叫びたくなりました(爆)。そうそう、某ネズミーへの挑戦状としか思えないネタとかもありましたなぁ…(苦笑)。

この映画をこれからご覧になる方へ。エンドロールが始まっても絶対に退場しちゃダメですよ。ちゃ〜んと最後迄小ネタが仕込んでありますので(黒笑)。

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