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Saturday, 23 April 2005

「ウィンブルドン」(ものごっつーネタバレ)

と言う事で、本日より公開の英国産ラヴ・コメディー「ウィンブルドン」を鑑賞して参りました。欧米ではとっくの昔に公開されDVDまで発売されちゃってますが、ようやく日本に来てくれました。「限定公開!」なるアヲリ文句付で、都内ではユナイテッド・シネマ・としまえんのみの上映。早い話が単館上映ですな(苦笑)。それでも日本に来てくれただけ有り難いですー。

お目当ては勿論ポール・ベタニー!(どんどんぱふぱふっ!)あんまりラヴ・コメとか映画館では見ないタチなんですが、ベタちゃんが主役を張る(しかもスポ根モノッ!)となれば別ですッ!ファンの間でも「あのベタニーに筋肉が付いてるー!」と話題になりましたからねー。大画面でちゃ〜んと貴重な「筋肉」を拝まンと、罰が当たりますよ〜(←意味不明)。

入場前に「どうぞ」と言われて渡されたのがコチラ。ガラハッドことヒュー・ダンシーがイメージ・モデルを勤めているフレグランス「バーバリー・ブリット」のサンプルです!中にもちゃんとダンシーが居ました!ご一緒させて頂いた方達も「王アーサー」萌え属性な皆様だったので、一瞬にして「アーサー」モードに突入(爆)。上映前に流れた「宇宙戦争」の予告編では「アーサー」のサントラが使われてた為、その流れは増々加速。そして「ウィンブルドン」の初っ端で「ホーンブロワー」の渋オジ代表ペリュー艦長を演じたロバート・リンゼィさんが登場、いきなりぴょんぴょん飛び跳ねたもんだから、全員大爆笑!ですよー。事情を知らない他のお客さん達は、一体何事かと思ったでしょうな(アタリマエです)。

さてさて、押しに弱くて今イチ煮え切らない心優しいプレ中年(笑)なベタちゃんは、それはそれはヘタレでおステキでした。とても「れでーーす・え〜んど・じぇ〜んとるめーーん!(@ろっきゅー)」と壇上で啖呵を切ってたり、おぱんつ一丁で血みどろ@ギャングスタだったり、黒い革のロングコート&とっくりセーター@キス☆バンでライフルを構えてたりしてた人には見えません!英国役者さんのお約束「マッパシーン」もちゃんとあって、ファンの期待を裏切りませんぜー!(それもどうかと…)

「筋肉」もそこはかとな〜く付いていて、それなりにスポーツ選手っぽく見える(時もアル)かと。『鏡の前でデートに履いて行くパンツを吟味する』シーンでは、ヘソ上から膝辺り迄がドアップになるんですが、「ロックU」や「Bマインド」の頃には微妙にタルんでたお腹のお肉がちゃんと引き締まってて、努力の後が忍ばれましたなー(闇笑)。

そして忘れちゃイケナイのが渋ーいオヤジーズの皆様方!上記のリンゼィ氏に始まり、サム・温泉大好き・ニールとバーナード・セオ爺・ヒルがご出演!三人ともホンマにイイ味出してまっせ!特にセオ爺ことバーニーオジ様なんて、樹上生活してたり、トレードマークのぽよよんなお腹を叩いて、ターザンのごとき雄叫びを上げてくれたりします(笑)。指輪ファンは必見ですよっ!

この先は凄いネタバレがあるので鑑賞後にどうぞ。鑑賞前に読まれる方は自己責任って事でお願い致します。

この作品、2001年ウィンブルドンでのゴラン・イヴァニセビッチ奇跡の優勝をモチーフにしているのは明らかです。
クロアチア出身のイヴァニセビッチは、ビッグサーバー(強烈なサーブを武器にするタイプの選手)として名を馳せ、一時はランキング2位迄昇り詰めながら怪我等で129位まで転落。ピーターはと言えば「昔11位、今は119位」設定になってます。
主催者側からワイルド・カードを与えられ、半ば引退覚悟&ダメ元で予選に臨む辺りは全く一緒です。

ノーマークだったのが良かったのか開き直りが効を奏したのか、次々と強敵を破って勝ち上がって行ったイヴァニセビッチ。
一方のピーターは「恋の魔法(苦笑)」でライヴァルを撃ち破って行きますが、この辺りは映画的お約束って事で…(苦笑)。現実はそんなに甘く無いッスからね。

大きく違っているのはイヴァニセビッチの決勝の相手が、英連邦国家である豪州出身のパトリック・ラフターだった為、観客席の9割以上がラフターを応援した、と言う状況です。
ピーターは英国出身設定ですから、観客はみーんな彼の味方。VIP席には家族も居るし、途中から勝利の女神(笑)も戻って来たし、守護天使(苦笑)なボールボーイも復活したし。対戦相手がヒロインの元カレ(爆)ってのが、これまた映画的な…(以下同文)。

フルセット迄もつれ込みラストでダブルフォルトのワナに陥る展開はほぼ一緒ですが、映画の方がややあっさり目。マッチ・ポイントを逃す度、天を仰いで嘆き哀しみ十字を切るイヴァニセビッチはしかしながら、最後の最後で自分に集中、十字を切らずに打ち込んだ渾身のサーブがウィニング・ショットとなりました。「恋の魔法(苦笑)」を信じていたピーターも最後は自分自身を見つめ直し、一球入魂で打ち込んだサーブによって奇跡的勝利を掴みます。

予選から勝ち上がって行く過程で二人ともスランプに陥り、敗退寸前迄追い詰められる試合があるんですが、どちらもウィンブルドン名物である「降雨サスペンデッド」に救われました。ちなみに「降雨」でイヴァニセビッチに敗れた対戦相手は他ならぬティム・ヘンマン、地元英国出身のスター・プレーヤーでした。英国人ってばホンマ、ジョークがキツイわ〜(怖)。

映画の後はイスラェル料理屋さんに移動して呑めや歌えやに突入(歌は無いってば)。メンバーの中にコリン・ファレル・スキーさんとコリン・ファース・スキーさんが混在してた為、会話の中で「コリン」の名が登場する度、「ファレル」や「ファース」を強調して語らないとエライ事になって大変でした(笑)。

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Comments

初めまして、こんばんは。
映画「ウィンブルドン」のモデルとなったモチーフについて、
とても詳しく説明されておられるので、
なるほど、そうだったのか!と思いながら拝見させていただきました。
宜しければリンクを貼って記事を紹介させて
いただきたいのですが、いかがでしょうか?
ブログデザインが同じ色目なので、少し妙な感じかもしれませんが、
TBさせていただきましたので、宜しくお願い致します。

Posted by: midoro | Friday, 27 May 2005 at 02:11

初めまして、MIDORO様。こんな辺境&偏狭なブログ迄、ようこそお出で下さいました。本当に有難うございます。

>「ウィンブルドン」のモデル…
たまたまその年のウィンブルドンは、割合ちゃんとTV観戦して居た次第です。あれよあれよとイヴァニセビッチが勝ち進んで行った姿と、今回の映画に於けるベタニー@ピーターの快進撃っぷり(笑)は、かなりの部分でシンクロしていました。

>リンクを貼って記事を紹介…
こんないい加減&色々偏り過ぎ(爆)な記事で良いのでしょうか(汗)。使って頂けるだけで、大変光栄でございます。宜しくお願い申し上げます。

>TBさせていただきましたので…
MIDORO様のブログも拝見させて頂きました。本当に同じブログ・デザインを使っていらっしゃるんですね(笑)。
幾つか映画の感想も読ませて頂きました。「オペラ座」のツッコミ(笑)は、自分のツッコミ所と共通していてパソ前で大笑いしてしまいました。

返信遅くなって失礼致しました。改めてカキコ&TBを本当に有難うございました。今後も宜しくお願い申し上げます。

Posted by: 萬太@ダメ管理人 | Saturday, 28 May 2005 at 11:51

萬太様、こんばんは。
早速、記事にリンクと、あとブログ自体にも
リンクを貼らせていただきましたのでご報告させていただきます。
私の方にもお越しいただいたとのことで、
くだらない感想ばかりでお恥ずかしいですが、
どうもありがとうございました。

こちらも萬太様の映画記事を拝見させていただいたところ、
その深さと詳しさにすっかり敬服致しましたのと、
「マシニスト」では「枕持参で鼻で笑われた」という箇所で、
私も全く同じ経験をしているので、
「やっぱり、あれは私の被害妄想ではなかった!」と確信したり、
共通するところが他にもあって嬉しく思いましたので、
勝手に親近感を感じてまたお伺いさせていただきますけれども、
どうぞ宜しくお願い致します。

Posted by: midoro | Monday, 30 May 2005 at 23:35

MIDORO様、いらっしゃいませ。リンクのご報告わざわざ有難うございます。

拙宅の感想を読んで下さっただけでも有り難いのに、お褒めのお言葉迄頂いて恐縮至極でございます。にも関わらず、前の返信カキコで、うっかりMIDORO様のお名前を間違えておりました。大変申し訳ございません。お詫びして訂正致します。

>「マシニスト」では…
自分だけかと思ったら、他にも同じ想いをされていらっしゃる方がいらっしゃるとは!わざわざ「枕持参なら1000円」なる告知を出しているのに鼻で笑うなんて、と少々卑屈になった記憶がございます。尤も映画を観た後、その事はすっかり笑い話になっておりましたが(苦笑)。

>親近感を感じて…
増々恐縮です(汗)。改めまして今後も宜しくお願い申し上げます。

返信遅くなって申し訳ありませんでした。ご丁寧なカキコをどうも有難うございました。

Posted by: 萬太@ダメ管理人 | Friday, 03 June 2005 at 04:46

萬太様、こんばんは。
こちらこそ、丁寧なお返事を頂戴致しまして嬉しく思っております。
名前、違ってましたでしょうか?すみません、こちらも全く気付いていなかったくらいです!
わざわざご訂正いただいてありがとうございました。どうかお気になさらないで下さい。

マシニストは、本当に、笑うくらいなら持って来いとか言うなよ!と思いましたけど、後で考えるとネタですね。

今日もJラード氏の記事など、興味深く読ませていただきました。萬太様の文章には、映画と俳優さんへの愛情が沢山詰まっていて、とても読み応えがあります。こちらこそ、またどうぞ宜しくお願い致します。
ウィンブルドン記事と全然関係なくなってしまってすみませんでした。それでは失礼致します!

Posted by: midoro | Monday, 06 June 2005 at 02:48

MIDORO様、ようこそお出で下さいました。

>名前、違ってましたでしょうか?
えっと(汗)、最後のアルファベットをうっかり“I”にしちゃてました(爆)。思い込みはイケナイぞ!と、反省猿になっております。

>後で考えるとネタですね。
「マシニスト」は友人と共に観に行ったのですが、観賞後の一杯の席で「枕ネタ」は酒の肴になっておりました(苦笑)。

>映画と俳優さんへの愛情が沢山詰まっていて、とても読み応えがあります。
「愛情」なのかストーカー行為一歩手前なのかの線引きが難しい所ですが(苦笑)、そうおっしゃって頂けると励みになります。今後も脱線し過ぎない程度に頑張りたいと思います。

>ウィンブルドン記事とは全然関係なく…
いえいえ、お気に為さらないで下さい。ところで、こんな所で返信するのも何なんですが(汗)、「シディク・フューチャー」で「サラマンダー」を観ているのは、多分自分だけじゃ無いと思われますよ(苦笑)。
シディクさんはスター・トレックのコアなファン「トレッキーズ」の間ではお馴染みさんなので、その道の方達はちゃんとチェック為さってらっしゃるかと。「トレッキーズ」な皆様方の情報収集力&洞察力は、自分なぞとても太刀打ち出来ない位でございます。尤も、その人達が同じ時間にWOWOWで「サラマンダー」を鑑賞してるかどうかは微妙な所ですが(笑)。

ご丁寧なカキコをどうも有難うございました。

Posted by: 萬太@ダメ管理人 | Monday, 06 June 2005 at 23:58

萬太様、少し間が空きましたが、こんばんは。
シディクさんはその筋の方たちの間では、超・メジャー級でしたか。
一般認知度で測ってしまいましたが、
上には上がいらっしゃるのですね。たいへん失礼致しました!

「キングダム・オブ・ヘブン」、まだ見ていないのですが、
そろそろ終了ムードなので、案外早くてどうしよう、と思っていたのですが、
萬太様の6回目(!)という記事を拝見してやっぱり行って来ようと決意しました。
見て来たら、ネタバレのとこも楽しみに拝見させていただきますね~。

Posted by: midoro | Friday, 17 June 2005 at 01:31

MIDORO様、お出で下さいまして有難うございます。

>シディクさんは…
「超」が付くかどうかは微妙なラインですが(苦笑)、「トレッキーズ」さん達の中にはDr.ベシア=シディグ・ファンがちゃんといらっしゃる事は間違い無い模様です。

>まだ見ていないのですが…
「キングダム〜」はオヤジスキー爺スキーヒゲスキーには、金字塔とも言える作品かと(笑)。リドスコ監督、良くぞここ迄麗しい美ヒゲオヤジーズ&爺ズを集めたものだと、感心する事しきりです(←見方を完全に間違えてる模様)。

>そろそろ終了ムード…
今月29日の「U宙戦争」の変則公開と入れ替わりで、殆どの上映館が強制終了になるかと…。小さいハコで細々と続けてくれる館もある様ですが、隅々迄「仕込み」がある作品ですから、大きい画面で上映している内にご覧になる事をお薦め致します。

カキコどうも有難うございました。「キングダム〜」をMIDORO様が楽しんで頂ける事を心から祈っております。

Posted by: 萬太@ダメ管理人 | Saturday, 18 June 2005 at 12:55

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