« 「ガレージ・ディズ」(ネタバレだらけ) | Main | 「デッド・ベィビーズ」(激しくネタバレ) »

Wednesday, 31 August 2005

“Monkey's Mask”(ネタバレアリアリ)

「女と女と井戸の中」で一躍脚光を浴びたサマンサ・ラング監督の作品で、なぜか日本では「ポエトリー、セックス」なるコッ恥ずかしいタイトルで上映された豪州映画です。公開当時に映画館で観たのですが、また何とな〜く観たくなって借りて参りました。

原題の“Monkey's Mask”は松尾芭蕉の「年々や/猿に着せたる/猿の面」から取っているとの事(ラング監督談)。個人的には原題のままで公開して欲しかったかも、みたいな。内容的にも「人間には様々な顔がある」みたいな作品なのに、日本では「えろえろさすぺんす」みたいなウリで、それもどーよと思った記憶があります。

元警官だったジルは失踪者専門の探偵。ある日ノリス夫妻と言う中年のカップルから、一人娘で女子大生のニッキーの捜索を依頼される。捜査の過程でニッキーが詩の世界に傾倒していた事が判明、その師である女教授ダィアナと出逢う。彼女には新進気鋭の弁護士で年下の夫ニックが居たが、同性愛者のジルはミステリァスな彼女に一目惚れ。ダィアナが事件の関係者であるにも関わらず、二人は深い仲に陥る。そんなジルの元に一本の電話が。それはニッキーが無惨な姿となって発見されたと言うものだった…。

て事で、何だか火曜サ*ペンスみたいなノリのハナシですけど、この三角関係のパターンをどこかで見た事ありまへんか?アレっすよ、「氷の微笑」でござんす。一部性別が入れ替わってますがね(苦笑)。だから日本での宣伝文句が「官能サスペンス!」みたいになっちまったのも仕方がないとは思うンですが、あのハナシ程劇的な展開にならない辺りは、やっぱり豪州映画なんだよな〜〜(笑)。前回の「ガレージ・ディズ」にしてもそうですが、な〜んとな〜くユルユルまったりとハナシが進ンで行きます。

この映画、実は指輪役者さんが2人もご出演為さってます。一人はMr.ノリス(=ニッキーのお父さん)を演じた、ジョン・ノーブル氏。指輪ではボロミァさんとファラミァさんのパパ、デネソール侯を演じてお出ででした。この作品でも子供を亡くした親役って事で、デネパパさんと思いッ切りカブりまくり…(笑)。

そしてもう一人は前回に引き続き、粘着質演技爆裂なマートンさん!なんと「ハンサムな若いツバメ」のニック役でございます(大爆笑)。最初観た時、彼が登場した時点で「わー!もー絶対、コイツが一番アヤシイに決まってるぢャンかー!」と思ったら、ホントにその通りだったと言う…(←大問題)。

この作品を観たのはFotR以前でしたし、勿論彼等二人が指輪に出演する事なぞ露程も知りませんでした。ですから指輪に登場した時は、心底ビックリしたモノです。ラング監督の「女と女〜」にはエォウィン役のミランダ・オットー嬢が主役を張ってらっしゃいますし、意外に豪州映画界って狭いのかな〜?なんて思ったりもして。あ、でも、マートンさんはキウィーだったな(爆)。

と言う訳で、秘かに「プチ・マートンさん祭り」でございました。

|

« 「ガレージ・ディズ」(ネタバレだらけ) | Main | 「デッド・ベィビーズ」(激しくネタバレ) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65592/5824241

Listed below are links to weblogs that reference “Monkey's Mask”(ネタバレアリアリ):

« 「ガレージ・ディズ」(ネタバレだらけ) | Main | 「デッド・ベィビーズ」(激しくネタバレ) »