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Saturday, 10 September 2005

チョコとマッコウクジラ(ネタバレばっかですよ〜)

通勤の日の朝だと早起きが辛いのに、リー様に会える日の朝だとちゃんと起きられるのは何故なんでしょう?

と言う事で、朝イチから「チャーリーとチョコレート工場」に足を運びました。おかっぱ頭に白塗りメイクのジョニー・デップさん@ウィリー・ウォンカさんが大人気でいらっしゃいますが、自分的にはやっぱりリー様と主人公チャーリーの祖父ジョーお爺ちゃんを演じてらっしゃるディヴィッド・ケリーさんの、二大爺対決(←いや別に闘わないってば)に目が行っちゃう訳でして(苦笑)。

ディヴィッドさんは、「グリーン・フィンガーズ」でクラィヴ演じるコリンの園芸のお師匠様(笑)のファーガスを演じてらっしゃいました。世の中色々とご縁があるものですな。「グリーン・フィンガーズ」でとってもチャーミングなお爺ちゃまっぷりを発揮してお出ででしたが、今回もそれはそれはプリティーなグランパさんでした。特に工場見学に同行出来る事になった時に踊るダンスがめっちゃ可愛いくて可愛くて。

可愛いと言えばやっぱりリス。CGではなく、ホンモノのリスを仕込んで撮影してる辺りに、ティム・バートン監督の執念を感じますな。実際リスの横顔が大画面(8.4×20.2m)でドアップになると、スクリーンの3分の1がつぶらな瞳ですよ!約57平方メートルですよ!約7.5メートル四方のサイズですよ!約32畳の大広間くらいですよ!(←ちょっと錯乱中)

エージェント・スミス様も真っ青の変幻自在なウンパルンパ達(ちゃんとリッケンバッカーっぽいベースを左利きで弾くし、女装姿?まで披露してくれるサービスっぷり)や、コ憎たらしいまでに個性豊かなオコサマ達やその親達(子は親を写す鏡と言う言葉がぴったり…)、ドぎついまでにカラフルで何もかもが桁ハズレの工場の描写等々、流石はティム・バートンならではのブッ飛びっぷり。
基本は子供向けの作品の筈なんですけど、仕込はしっかりオトナ向けに作ってあって、何度も大爆笑させられちゃいました。ウォンカさん登場シーンの『ハサミ』ネタに始まり、『2001』&『サイコ』ネタなんてオコチャマには分からんよなー(てか分かるコドモが居たら怖いってば…)。
ノァ・ティラー&ヘレナ・ボナム・カーターのカップルが、マジ「濃い」です…。

リー様が演じてらっしゃるのはDr.ウォンカ、ウィリー・ウォンカさんの父親で歯医者さんです。原作には無い映画のオリジナル・キャラなんですが、あの長身で白衣を着て立ってらっしゃるお姿を観て、「よくやった!ティム・バートン!」と叫びたくなりました。最後の最後にウィリー・ウォンカさんとの御対面シーンがあるんですけども、ものすごーーい感動する筈のシーンなのに二人がはめてるゴム手袋の「ぎゅ、ぎゅ、」って音が聞こえて来るモンだから、思わず吹き出しちゃいましたよ。

全編通してとても楽しい作品なんですが、一つだけ問題が…。アロマ何とかとか言う装置を使ってるのが今回の売りなんですが、自分は基本的に甘い物が大の苦手なんですよ(爆)。てコトで、最後の方では流石にちょっと胸焼けしそうになったのも事実でして…。何をつまんでても皆チョコレートの匂いになっちゃいますので、そーゆー装置のあるハコでご覧になる時は、一応そのコトを念頭に置いといた方が宜しいかと思われます。

午後はお二人の勇者様と共に、「銀河ヒッチハイクガイド(H2G2)」を観ました。初っ端の「魚をありがとう」から最後の「サイズを間違えた」まで、ひたすら笑いっぱなしの2時間弱でしたー。
監督のガース・ジェニングスはPV界で名を挙げたヒトでして、視覚&聴覚双方に於いて仕込み多過ぎ(笑)。

とりあえずビールピーナッツとか、タオルとか、バベル魚とか、カニとか、とか、電話番号とか、ドアとか、GPPとか、カクテルとか、「42」とか、編みぐるみとか、くしゃみとか、カニとか(アゲイン)、受付嬢とか、ランチ・タイムとか、ねずみとか、マッコウクジラとか、ペチュニァの鉢とか、自我の目覚めとか、究極の問いとか、宇宙一強力な銃とか、房総半島とか、キャンピングカーとか、宇宙一強力な銃とか(アゲイン)、レストランとか、まだまだいっぱいあるけど、とにかくこう言った様な小ネタが満載で、うっかり余所見をしよう物なら見落とし&聞き落としてしまい、モノすごーく「勿体無い」様な気にさせられるので、気が抜けません(笑)。そんな作品ですので、全編に渡ってゆるゆるなノリで物語が進むにも関わらず、観終わった直後の「達成感に満ちた疲労感」がタマランです。

一癖も二癖もあるキャラばかりで(除約1名)、演じる側もそれに相応しい役者さんのオンパレードです。銀河一いい加減&行き当たりばったり&服のセンスが悪い事に賭けては右に出る者が居ない銀河大統領にサム・ロックウェル、車の名前を名乗ってて義理堅いンだかお調子者なんだか良く分からない調査員にモス・デフ、どこにでも転がって居そうで(実際に転がったりもしたが)限り無く人畜無害な典型的英国男にマーティー・フリーマン(どこかの新宿在住演歌大好きギターリストと良く似た名前ではあるが、全くの別人28号である事は言うまでも無い)、GPPを搭載され銀河一高度な知能と憂鬱な精神の持ち主であるロボットの声にアラン・リックマン、何となく超越した風貌の持ち主で謙虚な中にもしっかり自己アピールを忘れない技術者にビル・ナイ、全編に渡って深い知性と洞察力を感じさせる(だけでその内容の全てがそうである、とは言い切れない)語り&解説にスティーヴン・フライ、と言うひたすらに「濃い」皆々様でいらっしゃいます。

とりあえず↑を読んでみて、こーゆーノリに付いて行けそうな方でしたら楽しめる作品だと思いますが、どう転んでもこーゆーノリは駄目そうだ、と感じた方には無理強いはしません。実際自分が観た回のお客さんの半分くらいは、何だかワカラナイ内に映画が終わっちゃって、狐につままれた様な表情でハコから出て行かれました(苦笑)。

終わった後に「銀河ヒッチハイクショップ(詳細はこちら)」なるお店の内の一つでゴハンでも食べようかと思ったのですが、何とそこは土曜定休!映画の公開に併せてサービスを提供するつもりなら、せめて上映期間の土日くらいは営業して欲しいぞー!と思うのは、客の身勝手でしょうか?ていうか、土曜定休の店がそーゆー企画に乗るって言うのもどうなんだろうって気もしますが…。それ以前にサイト上で定休日を明記して無いって言うのが一番の問題って気がしてきたぞ〜。

で、もう一件の方に行ってみたらそこは無事開店してましたー(ってか、それが普通だよな…)。しかし、サイト上では「ピザ」のサービスがあると掲載されていたのに、出されたのはなぜか「グラスワイン」。そんなのドコにも書いてなかったぞー!何だか「無限不可能性ドラィヴ」終了直後みたいな気分にさせられた夕食でした。ま、美味しかったから良いンですけどね(苦笑)。

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