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Saturday, 17 December 2005

本年度最大級!!(ネタバレも最大級?)

…の純愛映画を観て来てしまいました(苦笑)。

っても、片方はホモ・サピエンスじゃないンですが。そんなワケでどんなワケだかよーわかりまへんが、本日から正式公開された「キング・コング」PJ版を、映画スキーな皆様方と鑑賞して参りました〜。年末ですし、忘年会も兼ねております(笑)。とりあえず腹が減っては戦は出来ぬ!ってコトで、まずはお昼ゴハンで腹ごしらえ&四方山話。毎度のコトながら、皆様の話題の豊富さに付いて行くのがやっとでございます。

さて、巨大猿、じゃないよ、「キングコング」なんですが、PJ&WETAの皆様方に対して「アンタ等指輪三部作はコレの為の予行演習だったろー!」と言いたくなるくらいのハジケッぷりでしたよー!!
NY〜船出〜航海のくだりまでは割とまったり進むのですが、霧が立ち篭めて来る辺りからはPJ節全開!!骸骨島原住民達はどーみてもオークだし、生贄の儀式ヘルムズ・ディープを襲う直前ウルク=ハイ軍団状態。ナオミ姐さん演じるアンがコングに攫われた後からはもう、アモン・スールカザド・ドゥムアモン・ヘンヘルムズ・ディープアィゼンガルドオスギリァスミナス・ティリスの戦いを全部足して更に1万倍くらいに増幅しまくりでございます(黒笑)。

次々と出て来るクリーチャー達もまたしかり。T−レックスもどきはトロールアパトサゥルスもどきはムマキルヴェロキラプトルもどきはワーグラムフォリンクスもどきはクリバィン変換可(←おいおい)。

極め付けは地底版デッド・マーシェズみたいな所に生息する巨大節足動物軍団。どーみてもシェロブの奥方をヴァージョン・アップ&増殖させたとしか思えまへんがな。おまけに巨大環形動物(←要は大ミミズ)も出て来るし、ご丁寧に巨大ウェタNZの離島にのみ生息する世界最大のコオロギでWETA社の名前の由来になったアレです)まで登場(大爆笑)。マジ、蟲嫌いの方にはオススメ出来ません

その他にも色々デジャヴュがあって大変なんですよ。コングのアジトの周辺の滝ヘンネス・アンヌーンを思い出させるし、アンがコングの目を盗んで逃げ出そうとするシーンは、フロド様がモリアでトロールから逃れようとするシーンそっくり。でもって、レックスもどきに襲われそーになったアンを助けに現れるコングや、巨大蟲軍団からジャック御一行様達を助けに来た船長さんとかは、どー見てもアモン・スールでフロド様の危機一髪に間に合ったゴルンでしたから!(黒笑)

とは言え、1933年作のオリジナル版へのオマージュに溢れたシーンもふんだんに盛り込まれ&パワーアップされてるので、オリジナル版ファンも大いに満足出来る仕上がりかと。オープニングからしてモロにそーですし、丸太転がし落としのシーンや口裂き確認シーンもちゃんとあります。アンテナもちゃんと投げ捨ててたし(笑)。
エンドロールの後にはオリジナル版への敬意を表し、その時のスタッフやキャスト、特にアン・ダロウを演じたフェイ・レイへの賛辞が書かれていますので、席を立っちゃダメダメでっせ〜〜。

役者さんのハナシもしないとーッ!ナオミ姐さんはとにかく綺麗&可愛かったですー!今までで一番“Beautiful”に撮ってもらってたんじゃないかなー?良く同郷のニコール・キッドマン女史と比較されますが、彼女はどっちかっつーとビスクドールのごとき硬質的な美しさ。ナオミ姐さんはもっと血の通った暖かさを感じさせるタイプなので、あれならコングと言わずとも思わず触れたくなるッてもんです。

今回の『脱ぎ担』がエィドリァン・ブロディでビックリ(苦笑)。でもって意外に『脱いでも凄いンです』な上半身だったので二度ビックリでしたよ。自分的に彼はどーしても鼻が駱駝に見えちゃって、「う〜ん、猿vs駱駝の闘いか…。正に『危険な動物たち』だな。」と何度も思ってしまいました(←超失礼!)。

PJとのコラボで知名度鰻登りのアンディー・サーキスはコングのモーキャプのみならずランピーと言うキャラでも登場。コングvsランピーってゆーシーンもちゃんとあって、思わずTTT冒頭のトゥリー・ベァードとギムリが会話するシーンに変換してしまったと言う…(←おいおい)。なかなか美味しいキャラでして、最期は大ミミズに丸飲みにされて退場と言うすさまじさ(苦笑)。これこそPJとの友情の証ってヤツですかねー(←違うと思うぞ)。

クレちゃんことトーマス・クレッチマンは『戦場のピァニスト』以来のエィドリァンとの共演。ブレィド2」では山海塾状態、「ゴッド・ディーヴァ」や「バィオ・ハザード2/アポカリプス」ではヘタレ全開でしたけれど(←相当気に入ってるらしい)、今回は無精髭でワィルド、中身もチョビッと(つーかかなり?)クレィジーでしたね(黒笑)。

ジェイミー・ベル君は「デス・フロント(原題:Dethwatch)」でもアンディーと共演してましたな。心臓の弱い方にはあまりオススメ出来ない作品ですが(闇笑)。彼が演じるジミーは、何だかメリーさんとピピンちゃんを足して2で割って、チョビッと(つーかかなり?)ひねくれモノにしたキャラのよーな気がしてなりませんでした。でもって、エィドリァン演じるジャックがジミーを引き止めるシーンは、ボロミァ兄様がフロド様を引き止める姿とカブってしまいましたよ〜(汗笑)。

自分的な今回のイチオシは何と言っても、最初から最後まで目がイッちゃってるジャック・ブラック@カール・デナム!!タダでさえ無責任自己中キャラの演技には定評がありますが(←コレでも一応褒めてるンです…)、今回はそこに「狂気と執念」が加わって暑苦しさ500%増!(当社比)
エィドリァン@ジャック・ドリスコルが「己の愛するもの程壊したくなる男」とジャック・ブラック@カール・デナムを評するシーンがあるのですが、そーゆーキャラクターを見事に演じ切ってましたー。元々コメディー俳優としての地位は確立されていましたが、それに加えて性格俳優としての深みを増したと思いますよー。

でもって、コング。いや、ホントの中身はアンディーなんですけどね。もうコングって役者が実在してて、PJのメガホンの下で演技をしているとしか思えないくらいのすんばらすぃー出来でしたよー!ドアップになった時の目の表情とか、CGキャラクターだなんて信じられないくらい!ゴラムの頃から更に進化を遂げてますな!!
骸骨島でのアンとのやり取りや、氷の上でのアンとのダンスシーン、そして最後にアンとの別れを迎えるシーン等々、コングとアンが絡むシーンはどんな『純愛映画』なんかよりも遥かに『愛』が詰まってましたな。鬼畜を誇る自分ですらウッカリ目頭が熱くなっちゃいましたよ(←誇大表現警報発令中)。

でも、最後の最後にジャックの胸に飛び込むアンを見て、「オンナってこえぇ〜〜!!」ッて思ったのもまた事実なんですけどね…(殴打)。

「キングコング」観賞後はイスラェル料理のお店に行って、毎度お馴染み呑めや喰えやの大騒ぎ!忘年会に相応しい中身の濃い一日でしたー!&ご一緒して下さった皆様、毎度ながら本当に有難うございましたー!!

残念だったのは相変わらず字幕…(涙)。あちこちに色々と「仕込み」があるのに、それ等は殆ど反映されていませんでした。一番哀しくなったのは、上記のフェイ・レイへの賛辞が完全に無視されていた事。『特にフェイ・レイへ』と入れるだけで充分ですし、そこにこそPJの原点があるのに、何でそれをカットするンかなぁ…。作り手とファンのキモチが分からないってェのは本当に致命的だと思います(鬱)。

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Comments

毎回するどい&偏った(誉めてるつもり)のレビュー最高であります。
骸骨島のシーンでは何時サルマン様が出てくるのぉ?って思っちまいましたよ。
ほんにPJはやってくれましたねぇ。
とっても良い映画でしたぁ。

Posted by: ジョニさん | Thursday, 22 December 2005 at 16:29

ジョニさん、ようこそお出でませ〜。

>何時サルマン様が出てくるのぉ?…
わははははは、確かに出て来てもおかしく無かったですよね。指輪ファンには二度三度とオイシイ映画だったと思います。

毎度カキコを有難うございました〜〜♪。

Posted by: 萬太@ダメ管理人 | Friday, 23 December 2005 at 10:06

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